コイルコンテナ輸送事業

2019年は世界の粗鋼生産量は既に1億2000万トンを超え、まさに人間社会の発展を支えている屋台骨です。日中韓及び東南アジア地域には世界の主要鉄鋼産業メーカーとそのユーザーが集約しており、この地域ではコイル輸送のニーズが旺盛です。日本のみでも年間のコイル輸出入量は2000万トンを超えると言われています。

コイル輸送は従来より海上、陸上輸送の課題として、バンニング及びラッシングなどの作業に多大な労力とコストを要するものでありながら、作業品質の不備による事故も少なくありません。COWINは2014年から、コイル専用の新型コンテナを研究・開発してきました。コンテナ内部特有の溝構造を利用することで、固定手法を改善することにより、通常のドライコンテ利用時で発生するラッシングに必要な大量の材料と人的コストを削減でき、リソースを節約することが可能になりました。このCOWINコンテナはまさしくコイル輸送に新しいスタイルをもたらします。

コイルコンテナの海上輸送サービスは当面、東アジア、東南アジア域内のみでの展開となります。将来的には、域外へのサービスも視野に入れて展開を図ります。また、輸出入各国において、鉄道輸送やトラック輸送などとの陸との連携を図り、鉄鋼製品輸送における一貫輸送を促進します。更に、コイルコンテナの利用のみに留まらず、お客様のニーズに柔軟に対応するために、各種先進的な梱包手段、運送手段を開発し、コイル輸送の利便性と経済性をより高めることで、鉄鋼製品輸送の第一人者を目指します。

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