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明けましておめでとうございます。

2020年は、世界中が未曾有の大疫病ーコロナ禍に侵され、さまざまな事が起こった一年でありますが、弊社にとっては、産ぶ声を上げ、世に出た重要な生まれ年でした。

3月に設立した後、日本全国緊急事態の発動や経済界の厳重対応体制などあり、厳しい経営環境が続き、実働時間は半年しかありませんでしたが、弊社はSITC COWINの総代理店として、グループ内外の多大な支援と協力を賜り、待望のコイルコンテナ輸送事業の開拓において手応えをつかむことができました。

SITCは日本をスチールコイル輸送におけるもっとも重要な市場と位置づけ、コンテナ供給、本船スペース確保などにおいて、万全な体制で臨み、集中的に経営資源を投下しました。特に10月以降、アジア域内の自動車生産の復調に歩調を合わせた日本製鋼板輸出の緊急輸送では、重要な役割を果たすことができ、予想以上の実績をあげることができました。

COWINコイル専用コンテナは SITCグループに入るまで、5年以上の運用の経験があり、大単重コイルの輸送では、すでに揺るぎない市場優位を築きました。日本マーケット展開を本格的に開始して以来、この輸送サービスをスチールコイル海上輸送のサプライチェーンに組めれば、カッティング、パッキングおよびバンニング・ラッシングの大幅なコストダウンが実現ができ、物流の効率化により、コイルに付加価値をつけられることが意識され、より多くの鉄鋼メーカー、専門商社および物流関係者の方々から注目を浴びるようになりました。新しい年には、日本市場開拓ではハード、ソフト両面の更なる強化を図り、SITC COWINのサービスをコイル輸送の新たなインフラとしての定着を実現してまいります。

また、SEA & RAIL、ケミカル・危険品物流、越境eコマース物流など、船・港湾物流から専門物流分野への延伸を、引き続き当社の研究、開拓の主要テーマに据えて、価値のあるサービスが提供できるよう努力してまいります。

SITC INTERMODAL JAPAN株式会社一同